2008年07月03日(木) 記事No.438
本日のFXでは、明日米国市場が休場でもあり、今週の注目イベントである米雇用統計」「ECB定例理事会」も終え結構動きました。

まず、ECB定例理事会では、予想通り政策金利を0.25%引き上げて4.25%にすることを決めたと発表しました。注目はその後のトリシェECB総裁のコメントでしたが以下の通りでした。

・本日の利上げ決定は二次的波及を防ぐ為
・インフレ率は継続して上昇している
・ユーロ圏の経済ファンダメンタルズは健全である
・物価を安定させることが目標
・インフレを確実に抑制していく決意
・原油および食品高などにより成長に下降リスク
・ECBは状況を注意深く監視し続けていく
・強いドルが米国の国益に叶う

今回の利上げはインフレ抑制が目的あることを強調、次回の利上げに関して具体的に言及はなく、さらに「強いドルが米国の国益に叶う」とのコメントもありました。発表前に連続利上げを期待して買いが進みユーロドルは一時1.5910ドルまでユーロ高となりましたが、トリシェECB総裁のコメント発表後は、1.5760ドル台まで一気に売られました。

もうひとつ注目イベントであった「米雇用統計」は以下の通り予想より悪いものでしたが、ほぼ予想の範囲内であったことから、トリシェ会見後のドル売りは限定的で上記のユーロ売りドル買いを受けドル円は一時106.90円台まで上伸してきました。

【指標】(米)6月失業率
【予想】5.4%
【結果】5.5%

【指標】(米)6月非農業部門雇用者数
【予想】−6.0万人
【結果】−6.2万人

【指標】(米)6/29までの週の新規失業保険申請件数
【予想】38.5万件
【結果】40.4万件

ただ、先ほど米6月ISM非製造業指数の発表がありましたが、48.2と市場予想平均の51.0を下回ったことを受けドルが売られ106円台前半まで押し戻されています。この後は株価、原油価格をにらみつつの推移となるでしょう。


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