2008年05月14日(水) 記事No.415
本日のFXは、ドル円が105円半ばまでドル買いが進みましたね。
要因としては、昨日発表のあった米4月小売売上高にみられるようにここのところの米国経済指標が予想以上の数値であることから米経済に対する楽観的な見方がだいぶ広まったこと。さらには、昨日発表された米4月輸入物価指数が前年比で過去最高水準の伸びを示した事を受けFRB高官からインフレ警戒色の強い発言が目立ち、米利下げ観測が大幅に後退していることも要因となっています。
FRB高官の発言は・・・米カンザスシティー連銀のホーニッグ総裁は13日の講演で、「金融市場の状況はおおむね安定したと思う」と前置きしたうえで「FRBはインフレ抑制に真正面から取り込むべきだ」とコメントしています。サンフランシスコ連銀のイエレン総裁は「適切な時期に景気刺激策を取り除く必要がある」、「金利先物市場の利上げ見通しが正しければ(景気が回復したことになるので)喜ばしい」とまで語っています。こうした発言を受け市場では、「年内利上げ」も織り込み始めたようです。
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インフレ懸念→利下げ打ち止めという流れでしたので、本日のCPIが注目でしたが、結果は予想を下回るものでした。前月比で0.2%上昇し、市場予想平均の前月比0.3%上昇を下回っています。変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数も前月比0.1%と市場予想平均の0.2%上昇を下回りました。この結果を受け、ドルは軟化し105円を割り込んでいます。
また、利下げ打ち止めか否かはもちろん景気動向にも左右されます。経済指標の数値がここのところ改善していることから景気楽観論も出ていますが、消費者信頼感指数は低水準で、実質賃金の伸びはマイナスとなっており、住宅市場は不況に陥っており、資金調達はいまだに困難で、消費も圧力にさらされているなど、「米経済の見通しは依然として芳しくない」と見てとれます。また、米政府による戻し税は米経済をある程度は下支えするかもしれないが、それ以上に燃料コストの上昇が個人支出を圧迫するとの指摘もあります。こうした点からもう一段の利下げが必要であるという指摘もあります。
「インフレ」と「景気」の綱引きの中で利下げ打ち止めとなるか否かFRBの難しいかじ取りが迫られると思います。それによって為替も動いてくるでしょうからこうした点に着目して今後の指標を見ていきたいですね。
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要因としては、昨日発表のあった米4月小売売上高にみられるようにここのところの米国経済指標が予想以上の数値であることから米経済に対する楽観的な見方がだいぶ広まったこと。さらには、昨日発表された米4月輸入物価指数が前年比で過去最高水準の伸びを示した事を受けFRB高官からインフレ警戒色の強い発言が目立ち、米利下げ観測が大幅に後退していることも要因となっています。
FRB高官の発言は・・・米カンザスシティー連銀のホーニッグ総裁は13日の講演で、「金融市場の状況はおおむね安定したと思う」と前置きしたうえで「FRBはインフレ抑制に真正面から取り込むべきだ」とコメントしています。サンフランシスコ連銀のイエレン総裁は「適切な時期に景気刺激策を取り除く必要がある」、「金利先物市場の利上げ見通しが正しければ(景気が回復したことになるので)喜ばしい」とまで語っています。こうした発言を受け市場では、「年内利上げ」も織り込み始めたようです。
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インフレ懸念→利下げ打ち止めという流れでしたので、本日のCPIが注目でしたが、結果は予想を下回るものでした。前月比で0.2%上昇し、市場予想平均の前月比0.3%上昇を下回っています。変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数も前月比0.1%と市場予想平均の0.2%上昇を下回りました。この結果を受け、ドルは軟化し105円を割り込んでいます。
また、利下げ打ち止めか否かはもちろん景気動向にも左右されます。経済指標の数値がここのところ改善していることから景気楽観論も出ていますが、消費者信頼感指数は低水準で、実質賃金の伸びはマイナスとなっており、住宅市場は不況に陥っており、資金調達はいまだに困難で、消費も圧力にさらされているなど、「米経済の見通しは依然として芳しくない」と見てとれます。また、米政府による戻し税は米経済をある程度は下支えするかもしれないが、それ以上に燃料コストの上昇が個人支出を圧迫するとの指摘もあります。こうした点からもう一段の利下げが必要であるという指摘もあります。
「インフレ」と「景気」の綱引きの中で利下げ打ち止めとなるか否かFRBの難しいかじ取りが迫られると思います。それによって為替も動いてくるでしょうからこうした点に着目して今後の指標を見ていきたいですね。
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