• 2008年02月 の記事一覧

2008年02月27日(水) 記事No.381
本日のFXでは、ユーロ高ドル安が一段と進みユーロドルは史上最高値を更新し1.5089ドルをつけました。その要因は、ユーロ側のプラスの材料とドル側のマイナスの材料が相まって一気に上値抵抗線となっていた1.5000ドルを上抜けてきたようです。

FX ユーロドル 史上最高値更新】
FX

ユーロ側では、26日発表のあった2月独Ifo企業景況感指数が104.1と前月(103.4)も市場予想平均(102.9)も上回ったことから、ECB利下げ観測が後退したことがユーロ買いにつながったようです。

一方のドル側では、2月米消費者信頼感指数が75.0と下方修正された1月の87.3から10ポイント以上もマイナス・住宅関連指標も低調であった一方、1月米卸売物価指数(PPI)の上昇とスタグフレーション入りの懸念が強まったのがマイナス要因となったようです。

さらにコーンFRB副議長が26日の講演で「米経済の先行きには多くのリスクが存在する」と景気下振れリスクに言及したうえで、「利下げは短期的な経済悪化を未然に止めることはできず」と追加利下げの可能性を示唆したことから、金利差拡大の観測からユーロ買いドル売りが一段と進んだ模様です。

今晩は、バーナンキFRB議長の下院金融委員会で証言があります。内容的には上述のコーン副議長の内容と似通ったものになるものと思われます。ただ、ドルの一方的な下落局面が懸念される中ですから、米国内の景気対策だけでなく、為替相場におけるドル防衛の観点も踏まえた発言を迫られるだけにその内容には注目しておきたいですね。


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2008年02月26日(火) 記事No.380
昨日米格付け会社S&P(スタンダード・アンド・プアーズ)が、モノライン(米金融保証会社)のアムバック・フィナンシャルおよびMBIAの格付けを「AAA」格に据え置いたことを受け、NYダウが上昇しました。

FXでもこのモノラインの格付け据え置きを受け、リスク回避の動き後退によりクロス円が堅調な動きになっていますね。

なかでも対円でも特に堅調なのが、ユーロオーストラリアドルニュージーランドドルのオセアニア通貨ですね。

ユーロ円は、一旦160円の大台を上抜けてきているだけにさらなる上昇余地があるかもしれませんので注目ですね。

FX ユーロ再び160円へ】
FX

そして、ここのところ注目していたオーストラリアドル円はいよいよ100円台まで乗せてきました。この100円というラインはここ最近では強い上値抵抗線となっていますので、ここを完全に上抜けるか?はたまたここで叩かれてしまうのか?注目ですね!金利先高観が強いだけに今回は上抜けも期待できるんじゃないでしょうか?

FX オーストラリアドル 100円乗せ】
FX

それからそれからもうひとつのオセアニア通貨のニュージーランドドルも堅調です。対ドルでは、史上最高値更新の0.8158ドルまで上昇しました。ニュージーランドドル円も一時88円台までつけてきています。NZドル円もこの88円あたりが上値抵抗線となっており、90円の大台を試す展開までになるかどうか注目ですね!

FX ニュージーランドドル 90円試すか?】
FX
FX ニュージーランドドル対ドルで史上最高値更新】
FX

こうしたリスク回避の動きにも関わらず、伸び悩んでいるのがドル円です。108円台の本邦輸出筋、レパトリ絡みの売りが上値を抑えている上、モノラインの格付け据え置きというニュースがあったもののモノライン懸念が完全に払拭されていないという市場心理も上値を抑えているようですね。108円に乗せたと思ったらすぐ107円台まで売られるといった展開が続いています。やっぱりドル円はレンジ相場を抜けられそうにありませんね・・・


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2008年02月24日(日) 記事No.379
今週は、FXにとってもなにかとイベントの多い週ですね。

その中でも一番の注目は、バーナンキFRB議長の議会証言ですね。半期に一度の議会証言であるだけに、金融政策・経済見通しについての突っ込んだ言及かもしれませんので注目しておきたいですね。

ただ、これまでのバーナンキ議長の発言等から推察すると「当面の景気下振れリスクに留意しながら、必要に応じて追加利下げも辞さない。年後半からは、金融政策・財政政策が功を奏し徐々に経済も上向いてくる」といったような内容になるんじゃないでしょうか?

今週は米国経済指標も重要なものが多いですね。インフレ指標・住宅関連指標やGDP改定値などの発表があり、リセッション入りも懸念されている米国経済の動向を引き続き注視しておきたいですね。

先週末にモノライン(金融保証会社)大手のアムバック・フィナンシャルの救済案が発表されるとの報道から金融株を中心に買いが入りNYダウは急反発したといった場面がありましたが、引き続きモノライン救済策の動向も注視しておきましょう。

ドル、ユーロ、豪ドルはこんな感じになりそうです。


≪今週のFXのための経済指標一覧≫

2/25(月)
【海外経済指標】
 ・1月の米中古住宅販売件数
 ・ロート・スイス国立銀行(中央銀行)総裁、講演
 ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁、講演
  
2/26(火)
【国内経済指標】
 ・1月の企業向けサービス価格指数
【海外経済指標】
 ・07年10−12月期の独国内総生産(GDP)改定値
 ・1月の仏住宅着工戸数/住宅着工許可
 ・2月の独Ifo企業景況感指数
 ・07年10−12月期の南アフリカGDP
 ・1月の米卸売物価指数(PPI)
 ・2月の米消費者信頼感指数
 ・2月の米リッチモンド連銀製造業景気指数
 ・07年10−12月期の米住宅価格指数
 ・クロズナー米連邦準備理事会(FRB)理事、講演
 ・コーンFRB副議長、講演
 
2/27(水)
【海外経済指標】
 ・1月のニュージーランド(NZ)住宅建設許可
 ・1月の独輸入物価指数
 ・3月の独消費者信頼感指数(GfK調査)
 ・1月のユーロ圏マネーサプライM3
 ・07年10−12月期の英GDP改定値
 ・1月の南アフリカ消費者物価指数(CPIX)
 ・1月の米耐久財受注額
 ・1月の米新築住宅販売件数
 ・バーナンキFRB議長、下院金融委員会で証言
 
2/28(木)
【国内経済指標】
 ・1月の鉱工業生産指数速報
 ・対外対内証券売買契約等の状況(週次、指定報告機関ベース)
 ・1月の商業販売統計速報
 ・水野温氏・日銀審議委員、大分県金融経済懇談会であいさつ。その後記者会見
【海外経済指標】
 ・2月の仏消費者信頼感指数
 ・1月の独小売売上高指数(3月5日までに発表予定)
 ・1月の仏PPI
 ・2月の独雇用統計
 ・1月の南アフリカPPI
 ・前週分の米新規失業保険申請件数
 ・07年10−12月期の米GDP改定値
 ・バーナンキFRB議長、上院銀行委員会で証言
 
2/29(金)
【国内経済指標】
 ・1月の完全失業率
 ・1月の有効求人倍率
 ・1月の家計調査
 ・1月の全国消費者物価指数(CPI)
 ・2月の東京都区部CPI
 ・1月の新設住宅着工戸数
 ・外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)
【海外経済指標】
 ・1月のNZ貿易収支
 ・1月の南アフリカマネーサプライM3
 ・2月の独消費者物価指数(CPI)速報
 ・1月の英マネーサプライM4確報
 ・1月の英消費者信用残高
 ・1月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)改定値
 ・1月のユーロ圏失業率
 ・2月のユーロ圏消費者信頼感指数
 ・2月の英消費者信頼感指数(GfK調査)
 ・2月のスイスKOF景気先行指数
 ・1月の南アフリカ貿易収支
 ・1月の米個人消費支出/個人所得
 ・1月のカナダ鉱工業製品価格
 ・1月のカナダ原料価格指数
 ・07年10−12月期カナダ経常収支
 ・2月の米シカゴ購買部協会景気指数
 ・2月の米消費者態度指数(ミシガン大調べ)確報
 ・ミシュキンFRB理事、ローゼングレン米ボストン連銀総裁、エバンズ米シカゴ連銀総裁、プール米セントルイス連銀総裁、ニューヨークでの討論会に参加
 ・ロックハート米アトランタ連銀総裁、アトランタでの討論会に参加


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2008年02月22日(金) 記事No.378
今週のFXも終盤にさしかかっています。そこで今週のFXの簡単なおさらいです。

まず、ドルですが、相変わらず方向感なくおよそ107円から108円50銭間のレンジ内での推移に終始してましたね。米1月消費者物価指数(CPI)が予想以上の伸びであったことからFRBの利下げペースの緩和が見込まれたかと思えば、米2月フィラデルフィア連銀業況指数が予想外に01年来となる低水準に落ち込んだ事から追加利下げ観測が再び強まりドル円は今のところ107円を割るか割らないかの水準で動いています。

現状のドルについて簡単に言ってみると「悪い経済指標が出てもドル売りが強く進むわけでもなく、米国経済と株式相場の下振れリスクもあり上値も限定的」といったところでしょう。当面はこんな感じの動きが続きそうで、106円から109円くらいのレンジでの動きが続きそうですね。

FX ドル円は狭いレンジでもみ合い】
FX

一方ドルに対して堅調な動きを示しているのがユーロです。インフレ圧力があることからECBが早期に利下げすることないだろうとの思惑があり金利の優位性からドル安ユーロ高が進んでいます。今のところ1.4850ドルあたりで1.5000ドルを試すかどうかという展開になっています。ただ、欧州経済の見通しも明るいとは言えませんので、過去3回跳ね返されている1.5000ドル超えまでの勢いはなさそうな感じがしていますが、どうでしょうか?

FX ユーロドルは1.5000ドルで叩かれる?】
FX

ここのところずっと堅調な動きをしている豪ドルですが、今週は99円台に乗せいよいよ100円の大台をめざそうというころまできました。市場では、3月のRBAでの利上げが90%近く織り込まれているようで、依然として金利差拡大を材料にした動向が強いようですから100円超えは十分にあると思っています。

FX 豪ドルは100円超えなるか?】
FX


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2008年02月20日(水) 記事No.377
今週も半ばにさしかかってきましたが、今週のFXはいまのところ大きな動きもなく穏やかな動きになっていますね。ドル円も107円半ばから108円台に乗ると叩かれるといった感じの動きでもみ合いになっていますね。

FX

そんな中ですが、今日の米国のイベントは今週のFXにとっては注目しておきたいですね。

日本時間の22:30には1月米消費者物価指数と1月米住宅着工・建設許可件数の発表があります。消費者物価指数は「スタグフレーションが懸念されるインフレ系の指標」、住宅着工・建設許可件数は「サブプライム問題と密接につながる住宅関連の指標」ですから、それぞれチェックしておきたいですね。

それと21日4時頃には、FRBより1月29−30日に開いたFOMC議事要旨と4半期経済見通しの発表があります。先んじて2/14にバーナンキFRB議長が議会証言の中で「米成長率予測の下方修正」及び「追加利下げの可能性」を示唆しておりますで、市場でもこのことは既に織り込み済みとの見方もあるように内容の確認になるかもしれませんが、なんらかの踏み込んだ言及があるかどうかには注意しておきたいですね。

今日のこれらの米国のイベントは今週のFXのひとつの山場とみていいでしょうね。


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2008年02月19日(火) 記事No.376
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2008年02月17日(日) 記事No.375
先週のFXは週末にかけてクロス円通貨は総じて円安に振れ、ドル円は一時108円台までドル高となり、107円80銭近辺での引けとなりました。今週も『モノライン救済策の進展』『FOMC議事要旨やCPI等、米国経済指標やイベントとそれを受けた米国株価動向』こういったあたりを材料になってくるんじゃないでしょうか。先週末の動きを見ていますと若干リスク回避動向は後退してきたようにも見えた感がありますが、まだまだ情勢を見守らないといけない状況でしょうね。

今週のFXにとってメインとなるイベントは2/20のFOMC議事要旨と同時に発表される経済成長予想ですね。2/14のバーナンキFRB議長議会証言では、2/20に公表する経済成長予測について、昨年11月に発表した08年のGDP伸び率予測(1.8%〜2.5%)を下方修正することをすでに明らかにしていますが、どの程度劇的に引き下げるかが注目ですね。

合わせて今後の金融政策の動向も見極めていきたいところですが、バーナンキFRB議長は「下振れリスクに適切に対応するため、必要に応じてタイムリーに行動する」と述べ、追加利下げの可能性にも言及していますね。サブプライム問題が表面化した昨夏からFRBは5回・2.25%の利下げを行いFF金利を3.0%まで引き下げていますが、市場では、まだまだ不十分とする見方も強く当面は金融緩和策が見込まれるところなんでしょうかね。

まだまだ予断を許さない状況には変わりありません。ただ、こうした一連の金融緩和策と2/13にも2年間で1680億ドル(約18兆円)規模の財政出動を実施する緊急経済対策法案が成立し、金融・財政両面からの景気対策によって徐々に上向いてくることを期待したいですね。

あと、今週見ておきたいものとして米国経済指標では、20日の1月米消費者物価指数(CPI)、1月米住宅着工件数、21日の米週間新規失業保険申請件数、2月米フィラデルフィア連銀景気指数などが注目ですね。あと、先週に引き続き欧州大手金融機関の決算発表があります。先週は悪い決算内容を織り込んでかあまり影響はありませんでしたが・・

 2/19 英バークレイズ
 2/20 仏BNPパリバ オランダING
 2/21 仏ソシエテ・ジェネラル ドイツ損保大手アリアンツ



≪今週のFXのための経済指標一覧≫

2/18(月)
【国内経済指標】
 ・07年12月の第3次産業活動指数
 ・07年12月の景気動向指数改定値
【海外経済指標】
 ・プレジデント・デーの祝日で米国市場休場
  
2/19(火)
【海外経済指標】
 ・08年1月の独輸入物価指数(25日までに発表予定)
 ・07年12月のユーロ圏建設支出
 ・08年1月のカナダ消費者物価指数(CPI)
 ・07年12月のカナダ卸売売上高
 ・08年2月の全米ホームビルダー協会(NAHB)住宅市場指数
 ・スターン・米ミネアポリス連銀総裁、講演
 
2/20(水)
【国内経済指標】
 ・08年1月21−22日分の日銀・金融政策決定会合議事要旨
【海外経済指標】
 ・07年12月の独生産者物価指数(PPI)
 ・6−7日分の英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
 ・08年1月の英マネーサプライM4速報
 ・08年1月の米CPI
 ・07年12月のカナダ国際証券取引統計
 ・08年1月のカナダ景気先行指数
 ・08年1月の米住宅着工件数/住宅建設許可件数
 ・米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(0.50%の利下げを決めた1月29−30日分)
 ・プール・米セントルイス連銀総裁、講演
 
2/21(木)
【国内経済指標】
 ・08年1月の貿易統計(通関ベース)
 ・対外対内証券売買契約等の状況(週次、報告機関ベース)
 ・07年12月の全産業活動指数
【海外経済指標】
 ・08年1月の南アフリカ貿易収支
 ・08年1月の仏CPI
 ・07年12月のユーロ圏経常収支
 ・08年1月の英小売売上高指数
 ・前週分の米新規失業保険申請件数
 ・08年2月の米フィラデルフィア連銀製造業景気指数
 ・08年1月の米景気先行指標総合指数
 ・欧州中央銀行理事会(政策金利の発表や総裁記者会見はなし) 
 
2/22(金)
【国内経済指標】
 ・日銀の福井俊彦総裁、東京都内で講演
【海外経済指標】
 ・08年1月の仏消費支出
 ・08年2月の仏企業景況感指数
 ・08年2月のユーロ圏製造業購買担当者景気指数(PMI)速報
 ・08年2月のユーロ圏サービス業PMI速報
 ・07年12月のカナダ小売売上高


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2008年02月12日(火) 記事No.374
今週も東京市場も始まり本格的にFXも始まりました。

最近のドル円相場はレンジ相場になっていますが、FXでレンジ相場は絶好のスワップ金利を稼ぐ場となります。為替変動をあまり気にせずポジションを放置できますからね。

ただ、ご承知のとおりもはやドルは高金利通貨の仲間から追いやられてしまいましたので、私のように昨年からドル円のポジションを持っているFXトレーダーは仕方なく放置しているだけといったところですかね・・・

そんなドル円相場ですが、実にここ20営業日程は、105円70銭から107円90銭のレンジ内で動いています。

FX ドル円はレンジ相場】
FX


問題はこのレンジからどっちに抜けるか?ということなんですが、それを占う上で今週注目なのは、13日の1月米小売売上高ですよね。米国経済を支えているのは個人消費ですからその個人消費が昨年12月に続いて連続マイナスということになれば米国経済のリセッション入りの懸念がさらに強まってくることでしょう。そうなれば、米株・ドル双方にとって悪材料になってしまいますからね。

ただ、ひとつ見ておきたいのは、ここのところ弱い米国経済指標に対してドル相場はこのところ底堅く推移しているという点です。そういった点からは、市場では、指標の数値よりもFRBの大幅利下げや米国政府の景気刺激策によって今後の米国経済の先行きがどうなるかを見極める方向性に向かっていると言えるのでしょうかね?

当面は上記のレンジ上限107.90円を試す場面が何度かあるでしょうが、ここを上抜けると110円から111円くらいまではみえてきそうな感もあるのですがどうでしょうか?

あっ!豪ドルが再び97円台に乗せました。こちらは、98円を上抜ければ次のターゲットは100円となりますが、こちらの場合はドルと違って豪金利先高観が強いですらから100円乗せはありそうな感じがしてますがどうでしょうね?

FX 豪ドル97円乗せ、目指すは100円!】
FX


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2008年02月10日(日) 記事No.373
今週のFXは、週明けはG7後の反応に注目、その後は米国経済指標のみならずユーロ圏・英国なども含めた主要国の経済指標、そして欧州金融機関の決算発表・・・こういったところに注目ですね。

先週末に東京で開かれたG7では予想通り為替に関する目立ったコメントはありませんでした。G7のFXへの影響については、週明け東京市場は休みですので、欧米株式市場への反応をみて為替がどうなるかといったとこでしょうね。

今週の米国経済指標では、13日の1月米小売売上高、15日の2月NY州製造業業況指数や12月対米証券投資、1月米鉱工業生産あたりが注目ですね。先週1月ISM非製造業景況指数が、予想外に2001年10月以来の低水準となり景気判断の分かれ目となる50を下回ったことでNYダウは大幅に下げたにも関わらず、ドルはそれほど下げませんでした。今週は、G7明けの反応・・・上記の米国景況感を表す指標と株価への反応・・・14日のバーナンキFRB議長の議会証言・・・モノライン救済策に進展があるか・・・米国に限ってみるとこのあたりが注目ですね。

ユーロ圏では、先週ユーロ圏経済の減速リスクが俄かにささやかれ出しており、ユーロも弱含んだ展開でした。今週は、11日の12月仏鉱工業生産、12日に2月独景気期待指数(ZEW)、14日にドイツとユーロ圏の第4四半期独国内総生産(GDP)速報値とECB月報など注目の指標発表が相次ぎます。こういった経済指標が、ユーロの景気減速を裏付けるかどうかに注目しておきましょう。

それと、今週は12日にクレディ・スイス、14日にUBS、コメルツ銀行が第4四半期決算発表を行ないます。悪い内容の決算はほぼ織り込み済みのようですが、サプライズがあるかもしれませんので一応注目ですね。


≪今週のFXのための経済指標一覧≫

2/11(月)
【国内経済指標】
 ・建国記念日の祝日で休場
【海外経済指標】
 ・07年12月の仏鉱工業生産
 ・08年1月の英卸売物価指数(PPI)
 ・07年12月の英貿易収支
 ・07年12月のカナダ新築住宅価格指数
 ・プール・米セントルイス連銀総裁、講演
  
2/12(火)
【海外経済指標】
 ・08年1月の英小売連合(BRC)小売売上高調査
 ・08年1月の豪NAB企業景況感指数
 ・07年12月の仏経常収支
 ・08年1月の英消費者物価指数(CPI)
 ・08年1月の英小売物価指数(RPI)
 ・08年2月の独ZEW景況感指数
 ・08年2月のユーロ圏ZEW景況感指数
 ・08年1月の米財政収支
 ・イエレン・米サンフランシスコ連銀総裁、講演
 
2/13(水)
【国内経済指標】
 ・08年1月の企業物価指数
 ・07年12月の国際収支速報
 ・08年1月の消費動向調査
【海外経済指標】
 ・07年10―12月期のニュージーランド(NZ)PPI
 ・08年1月の英王立公認不動産鑑定士協会(RICS)住宅価格指数
 ・07年12月の仏財政収支
 ・08年1月の英雇用統計
 ・07年12月のユーロ圏鉱工業生産
 ・08年1月の米小売売上高
 ・07年12月の米企業在庫
 ・スウェーデン中銀、政策金利発表
 ・トリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁、講演
 
2/14(木)
【国内経済指標】
 ・日銀金融政策決定会合(15日まで)
 ・07年10―12月期国内総生産(GDP)速報値
 ・07年12月の鉱工業生産指数確報
【海外経済指標】
 ・07年10―12月期の独国内総生産(GDP)速報値
 ・07年10―12月期の仏GDP
 ・欧州中央銀行(ECB)月報
 ・07年10―12月期のユーロ圏GDP
 ・07年12月の米貿易収支
 ・07年12月のカナダ貿易収支
 ・前週分の米新規失業保険申請件数
 ・トリシェECB総裁、講演
 ・エバンズ米シカゴ連銀総裁、講演
 ・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長、上院銀行委員会で証言 
 
2/15(金)
【国内経済指標】
 ・日銀金融政策決定会合(2日目。終了後ただちに政策金利発表)
 ・対外対内証券売買契約等の状況(週次、指定報告機関ベース)
 ・08年2月の金融経済月報(基本的見解)
 ・福井俊彦日銀総裁、定例記者会見
【海外経済指標】
 ・07年12月のNZ小売売上高指数
 ・07年10―12月期の仏非農業部門雇用者数速報
 ・07年12月のユーロ圏貿易収支
 ・07年12月のカナダ製造業出荷
 ・08年1月の米輸出入物価指数
 ・08年2月の米ニューヨーク連銀製造業景気指数
 ・07年12月の対米証券投資動向
 ・08年1月の米鉱工業生産指数・設備稼働率
 ・08年2月の米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値)
 ・トリシェECB総裁、講演


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2008年02月09日(土) 記事No.270
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2008年02月05日(火) 記事No.372
さて、本日のFXですが、ドルがだいぶ買われているようですね。

今週は米国関連の材料が薄いことから注目は欧州の動きと見られていましたが、本日発表になった07年12月のユーロ圏小売売上高や08年1月のユーロ圏サービス業購買担当者景気指数(PMI)がさえない数値だったこと、この弱い経済指標を受け7日のECB定例理事会でタカ派的な姿勢が後退したことなどを材料にユーロ売りドル買いが進んだようですね。ユーロドルは1.4833ドル前後あったものが現在1.4680ドル前後までユーロ安ドル高となっています。このほか、スイスフランやカナダドルも対米ドルで下落しているようです。

こうした動きを受けドル円も一時107.70円前後までドル高となりました。1日発表された米雇用統計は大きな弱材料でしたが、その後のドルの下値が固かったことから、市場心理は変化を見せており、ドルの下振れリスクは低下しているとみていいんでしょうか??

今晩は特に注目材料はありませんので、株価動向をみながらの取引が中心になりそうですね。一応材料としては、24:00に米1月ISM非製造業景気指数(予想−53.0、12月−54.4)、2:15にラッカー米リッチモンド連銀総裁講演(景気認識、金融政策に関する発言が注目)といったところがあります。

昨日、豪ドルについて触れましたが、政策金利はあらかたの予想通り0.25%引き上げて7.00%となりました。想定内の結果であったことから、大きな伸びはなく豪ドル円は97円前後の推移となっていますね。


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2008年02月04日(月) 記事No.371
ドルにとってはいいニュースがまったくない昨今のFXですが、オーストラリアドル(豪ドル)が当面よさそうですね。

なぜ、いまFXでオーストラリアドル(豪ドル)がいいのでしょうか?ポイントは2点です。

ポイント1:高金利局面の維持が当分見込まれるため、金利差の面からオーストラリアドル(豪ドル)が選好される

ポイント2:商品相場(特に貴金属相場)が上昇傾向にあることも、豪州の輸出やオーストラリアドル(豪ドル)にプラスに作用している


明日5日には、豪準備銀行の定例理事会が開かれますが、今回政策金利を現行の6.75%から0.25%引き上げて7.00%とする見方が強いようです。というのも、2007年10−12月の消費者物価指数は前年比3.6%と目標上限の3%を上回っていることからインフレ懸念を払拭すべく金融引き締め策を取るとのでは?という論拠のようです。

さらに、4日発表の豪経済指標では昨年10―12月期の住宅価格指数が前期比3.2%上昇と市場予想平均の3.0%上昇を上回ったほか、07年12月の貿易収支で赤字額は19億豪ドル強と11月改定値の21億豪ドル台後半よりも縮まったことに見らるように豪経済指標も好調で、景気も底堅いことが確認されてきていますね。

予想通り金利の引き上げが実施されれば米ドルとの金利差は4%に拡大します・・・さらに豪経済の堅調さや商品相場の上昇・・・こうした材料を見る限りオーストラリアドル(豪ドル)にはさらなる上昇圧力がかかりそうな感じですね。

これからの当面のFXオーストラリアドル豪ドルでいきますか!?

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2008年02月03日(日) 記事No.369
今週は、FXにとって米国経済指標の重要発表はこれといってありませんね。ですので、今週のFXで注目しておきたい点は以下の3点ですかね。

注目1:欧州金融政策の発表、米国との金利差は?

注目2:米金融保証会社モノラインの信用問題と米株価動向

注目3:7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)


今週は、豪州・欧州の金融政策の発表が相次いでいます。米国が大幅に利下げを継続している中、各国との金利差の拡大・縮小がひとつポイントになりそうですね。

2/5 豪準備銀行 7対3程度での利上げ優位
2/7 英MPC 0.25%の利下げ
2/7 ECB 据え置き


・・・とこんな見方が優勢のようです。

それと最近話題になってきているものとして『米金融保証会社モノラインの信用問題』がありますが、今週末に久々に東京で開催されるG7でも直接的な為替に関する言及はないようですが、この『モノライン救済策』や『世界的な株安』『金融機関の情報開示の姿勢』など現在の金融・経済危機が議論の中心になる模様です。直接的な為替に関するものはないにしてもやはり注目ですね!


≪今週のFXのための経済指標一覧≫

2/4(月)
【国内経済指標】
 ・08年1月のマネタリーベース
【海外経済指標】
 ・07年12月の豪貿易収支
 ・07年10―12月期の豪住宅価格指数
 ・07年12月のユーロ圏卸売物価指数(PPI)
 ・08年1月の米企業の人員削減数(チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマス社調べ)
 ・07年12月の米製造業新規受注
 ・クロズナー・米連邦準備理事会(FRB)理事、講演
 
2/5(火)
【海外経済指標】
 ・07年12月の豪小売売上高
 ・07年12月の豪住宅建設許可件数
 ・08年1月のニュージーランド(NZ)ANZ商品価格指数
 ・豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表
 ・08年1月のユーロ圏サービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値
 ・08年1月の英サービス業PMI
 ・07年12月のユーロ圏小売売上高
 ・08年1月の米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景気指数
 ・スーパーチューズデー(米大統領予備選の集中日)
 ・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁、講演
 
2/6(水)
【国内経済指標】
 ・07年12月の景気動向指数速報
【海外経済指標】
 ・07年10―12月期の米非農業部門労働生産性
 ・07年12月のカナダ住宅建設許可
 ・08年1月のカナダIvey購買部協会景気指数
 ・07年12月の英景気先行指数
 ・英中銀金融政策委員会(MPC、7日まで)
 ・ラッカー・米リッチモンド連銀総裁、講演
 ・クロズナーFRB理事、講演
 ・プロッサー・米フィラデルフィア連銀総裁、講演
 
2/7(木)
【国内経済指標】
 ・岩田一政・日銀副総裁、高知県金融経済懇談会であいさつ
 ・対外対内証券売買契約等の状況(週次、指定報告機関ベース)
【海外経済指標】
 ・07年10―12月期のNZ雇用統計
 ・08年1月のスイス失業率
 ・08年1月の独卸売売上高(WPI、16日までに発表予定)
 ・07年12月の仏貿易収支
 ・07年12月の英鉱工業生産
 ・07年12月の独製造業新規受注
 ・英MPC2日目 終了後政策金利発表
 ・欧州中央銀行(ECB)定例理事会 終了後政策金利発表
 ・前週分の米新規失業保険申請件数
 ・07年12月の米住宅販売保留指数(仮契約住宅販売指数)
 ・07年12月の米消費者信用残高
 ・ロックハート・米アトランタ連銀総裁、講演
 ・フィッシャー・米ダラス連銀総裁、講演
 ・イエレン・米サンフランシスコ連銀総裁、討論会に参加 
 
2/8(金)
【国内経済指標】
 ・07年12月の機械受注統計
 ・08年1月のマネーサプライM2+CD
 ・08年1月の景気ウオッチャー調査
【海外経済指標】
 ・08年1月のスイス消費者物価指数(CPI)
 ・08年1月のスイスSECO消費者信頼感指数
 ・07年12月の独経常収支/貿易収支
 ・07年12月の独鉱工業生産
 ・07年12月の経済協力開発機構(OECD)ユーロ圏景気先行指数
 ・08年1月のカナダ雇用統計
 ・08年1月のカナダ住宅着工件数
 ・07年12月の米卸売在庫
 ・ロックハート・米アトランタ連銀総裁、講演
 ・イエレン・米サンフランシスコ連銀総裁、講演

週末
 ・7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7・東京)


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